目次
起動させっぱなしにしているG-Clusterくんが停電によってファイルシステム破損を起こしてしまったので、腰を据えてroで動作できるようにしました。
はじめに
我が家ではG-Clusterを使った防犯カメラシステムを構築しています。 ですが、実験運用だからええかとrootfsをrwにしまたま放置していたところ、先日早速停電してしまい無事に起動しなくなりました…
なのでroに変更してみた記録
方法
いろいろ試した結果、fstabでroにして再起動するだけでよさそうです。
まったくubiに触っていない状態ではubiattach
をする方法がわからなかったのですが、カーネルパラメータによって起動時にubi0が生成されているため普通に書けばOKでした。
1. fstabに追記
こんな感じにします。
log等の書き換えられる領域にはtmpfsをマウントしておきます。さらにほしい場合は下に追記。
ubi0:rootfs / ubifs defaults,ro 0 0
tmpfs /tmp tmpfs defaults 0 0
tmpfs /var/log tmpfs defaults 0 0
tmpfs /var/lock tmpfs defaults 0 0
2. 元々のディレクトリを空に
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3. 再起動
再起動後、mount
を実行してroになっているか確認します。
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成功のようです。
今のところ何もエラーメッセージ等は表示されていません。
おわりに
以前Raspberry Piで何も考えずにcmdlineでroにした所エラーで起動しなくなった記憶があったのでできるか不安だったのですが、案外普通にできました。
roにしておけば常時起動でもかなり安心で、メモリの寿命も伸びるはずなので皆さんもぜひ。